YAMAHA YC-10初期型と後期型
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なんだか配線がすっきりしてる。
以前入荷したYC-10のトーン回路部は、

チューニングコイルが基板上に所狭しと配置されてるのに対して、
今回のYC-10は、

ICに置き換えられてます。
今回のは後期生産でICが普及してきたため回路を再設計したのでしょう。
初期型は1音づつチューニングコイルが割り当てられてて、それぞれ調律可能でしたが
今回の後期型では手前に見える可変抵抗で全体のピッチの調整のみ(たぶん、未確認です)。
チューニングが狂ったらICごと交換というやり方だと思われます。
コンデンサもほとんどフィルムが使われているので
ビンテージとはいえ故障の少ないコンボオルガンだと言えるでしょう。
初期型、後期型の音の違いはメンテ後にレポートします!