Yamaha YC-10 Customized
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ヤマハ・コンボオルガンの代表格YC-10、シックなブラックタイプです。初期型の特徴である本革ハンドル、レバーヘッドは後期タイプ、音源基板にはチューニング可のコイル式部品が採用(後期はIC)、オクターブ発生ICは初期型(丸型)でも後期型(汎用品)でもなくヤマハオリジナルの長方形ICが採用されています。初期から後期にかけての製品…つまり中期型ということでしょうか。今回、大きくて本体に直結されているためセットアップするのが大変なオリジナル・エクスプレッションペダルを取り外し、汎用のペダル対応にカスタマイズしました。
●商品販売ページ
→http://organ69.net/og056.shtml
●メンテナンス
電源部:電源ケーブル交換、電解コンデンサ交換、不良トランジスタ交換。オリジナルのエクスプレッションペダルを取り外し、音声信号イン&アウト/アースをジャックに接続、本体右サイドに設置しました。

[ペダルテスト動画]
他基板上の電解コンデンサを全交換

チューニング可能な音源コイルが設置された音源基板(右)とヤマハオリジナルのオクターブ発生用ICが設置された基板(左)。

ペダル&電源ケーブル収納ボックス蓋のラッチ(留め金具)が欠品していたので、汎用のスライド式ラッチを設置。その際、破れなど劣化していたトーレックスも張り替えました。

写真のペダルは汎用ペダル(Roland EV-5など)。商品には含みません。

鍵盤下と鍵盤をクリーニング。


その他、チューニング、蓋の劣化部補修&ペイント、出力ジャック接点クリーニング、ゴム脚交換(大きいタイプ)など。
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[スタンド設置の仕方]
4本のスタンドレッグのうち1本のネジ穴が摩耗しているため、それだけねじ込み取付けできません。3本だけ先にねじ込みで取付けして本体を起こし、残りの1本をバランス取りながらネジ穴にはめます。ぶらつきのないようレッグ先端部を外に広げるようにすれば安定します。


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[organ69]