Farfisa VIP400［og061］

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●メンテナンス
ファルフィッサオルガンはアメリカ市場での販売も考慮して電源トランスが２列構造となっています（直列につなぐと240V、並列につなぐと117Vのアメリカ仕様）。本機はヨーロッパ仕様240V電源のため日本でも使用可能な117V仕様に配線変更します。その他電解コンデンサ交換、不良劣化部品交換（ヒューズ管・ダイオード・抵抗器など）。
コンセントプラグも日米型に交換。
電源ONして音出しチェックすると鳴りっぱなしの音あり。またF#がすべて出ません。大元のF#音源回路をチェックすると不良トランジスタを発見。交換し修復しました。
アッパー49鍵それぞれに付いているサステイン回路上の電解コンデンサを交換します。コネクタ部のハンダ取りがかなり面倒＾＾；今回の作業の最難関ポイントでした。
その他電解コンデンサ交換していきます。
ビブラートスピードの調整。
パーカッション・エフェクト・フィートドローバー・ベース・SYNTHESLALOM、それぞれの回路の電解コンデンサの交換。
音源回路の電解コンデンサ交換
欠品だったスタンドを固定するセンターブレイスが届いたので設置します。
ロワー鍵盤のKey接点クリーニング。
アッパー鍵盤のKey接点クリーニング。7列あります。アクション部調整して鳴りっぱなしの音の件解決。
エクスプレッションペダルの割れを樹脂素材で補修。
出力プラグの先端が球体で接触不良気味なので交換しておきます。
440Hzでピッチ調整。
クリーニングして完了！
スタンドはリアを下に寝かせて設置してください。


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