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Ace Tone TOP-6 メンテ依頼［mt033］

■メンテ内容
(1)電源入るけれど出力いっさいしない
(2)音源基板コネクター補修
(3)チューニング
(4)その他

内部チェックすると破損した部品あり（セメント抵抗）。交換します。
この状態で再度出力チェック。状態変わらず。供給電圧チェックすると少しだけ過剰電圧となってました。電源部をチェック。ここにも粉をふいたセメント抵抗あり。平滑コンデンサの機能が低下していたので、それぞれ交換。
再度出力チェック。メインボリュームとトーンボリュームを動かすと音が出る瞬間あり。スライダー部をチェックします。
かなり汚れています。また潤滑に使われたグリスが接点を浮かせてしまってます。クリーニングします。
通常のやり方ではここまでが限界。まだ汚れというか接点バーが劣化で表面が凸凹しています。出力テストしてみましたがガリノイズ、パチパチノイズ、さらにスライダーの位置によっては音が出なくなるという。さて、どうするか。スライダーごと交換するしかないか…。ネットで探してみましたが汎用品で同じサイズのスライダーは見つからず。しかもこのスライダー、本体に溶接されてるぽい（実は後の検証でネジ留めされてることが分かりましたが、交換するには本体から基板部全部を取り外す必要があり、二次故障の危険性も）。とりあえずサイズが一番近いスライダーを見つけて交換するか。。音は出るようになるがスライダー操作感覚が違ってくるし。どうせ交換するならということで、スライドバーの研磨にチャレンジしてみました。結果、うまくいきました。これを13個すべてのスライダーに実施。ガリもなく接触不良も解消。ひとつスキルアップしました＾＾
次に音源基板コネクタの修復＆補強。
出力チェックするとC1〜B1の反転鍵盤で8'音色の出音が小さい。回路を調べるとBASSスイッチOFFの時の接触不良でした。スイッチONも接触不良気味だったので合わせてクリーニング。
その他、鍵盤接点のチェック、チューニングして作業終了。
テスト動画です。











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Ace Tone TOP-6 in Ivory

ホワイトボディのAce Tone TOP-6発見！ペイントかと思いましたがトーレックス自体が白いような。張り替えとしたらいい仕事してます。









［organ69］

Teisco Teischord B-2 メンテ依頼［mt032］

■メンテ内容
(1)出力音不具合（D#,E,F,F#,G）
(2)VIBRATOかからず
(3)電解コンデンサ交換
(4)電源ランプ交換作業（→LED）
(5)チューニング（ピッチ調整）
(6)BASSボリューム操作によるガリの修復

まず電源ランプから。外してみるとサビでランプ接続部とホルダーが破損していました。
LEDに交換しました。接続テストしてから本体にセット。
(1)出力音不具合は音源ボードの電解コンデンサ故障とトランジスタ故障が原因でした。交換します。
現状、音の出ているキーも念のため全ての電解コンデンサを交換（お客様に確認後）
出力テストしてみるとF2が鳴りっぱなし、F#2が接触不良。鍵盤下のキー接点を確認。接点バーが外れてました。修復します。
(2)VIBRATOかからず、はVIBRATOボードのコンデンサ故障。交換します。ついでに電解コンデンサも交換。
(6)BASSボリューム操作によるガリの修復→ポットを開けてクリーニング＆潤滑剤を塗布
(5)チューニング（ピッチ調整）
以上でメンテ終了でしたが、テストするとベース音とノーマル音のバランスが悪い。ベース＆トーン設定ボードをチェック。トーン設定の入口のコンデンサが故障していました。交換。
完成！
テスト動画です。











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